2009.08.17 Monday
一度観てみたいなぁと思っていたけれど、
やっと、ここに来る事ができました。
長い年月をかけて木の中にとりこまれていった仏頭です。
写真で観て、勝手に大きなものと思っていたけど実際はわりと小さめ。
パリで「モナリザの微笑み」を観た時と同じくらい、以外なサイズで驚きました。
記念写真を撮っていた人は、自分の頭が仏頭より高い位置にならないように気をつけて、しゃがんで記念写真を撮ってましたよ。
周りには、たくさんの仏像があったけれど、ほとんど首から上がないものばかり。
みんなビルマ軍に破壊されてしまったそうです。
アユタヤの民が出陣の前に、お祈りにくる場所を破壊することによって戦意を喪失させようとしたらしいです。
泥棒が、きり落とされていた仏頭を海外の収集家などに売ってしまったとかで、今もそのままの状態なんですって。
バンコクにある、修復された、にぎにぎしい色の寺院に比べて、ものさびしい感じがするけど、歴史と時の流れを感じました。