2010.09.15 Wednesday
日本の季節は「秋」ということで
私も時間をみつけては読書を楽しんでいます。
「大地の子」
著者の山崎豊子さんの本は、日本でドラマ化されてたのを
見たり見なかったり・・・で、キチンと本を読んだ事は
恥ずかしながら初めてです。
中国で暮らしている日本人戦争孤児のお話なんですけど
描写はとても細かくて 展開もスムーズで私にもわかりやすいし
ストーリーにぐいぐい引き込まれています。それだけに
お腹の底のほうが哀しみでグルグルしております
1巻目を読んでいる時は、理解・納得できなかった中国の人々の
考え方が、2巻・3巻・4巻と読み進めていくうちに
自分(日本式)の考え方に当てはめて
考えようとしていたからなんだな〜と気づきました。
読んでよかった(まだ読み終えてないけど)
自分の状況にあてはめてみても
外国で暮らしていると、どうしてバンコクの人ってこうなの?と
悩んでしまう時がありますが・・・・ううむ。
国によって やり方が違って そりゃ色々あるわよね。
それにしても、この本を読んでいて鳥肌が立つシーン。
それは中国と日本企業の商談のところ。
かけひきがスゴすぎ
ビジネスマンってかっこいいですね